Amazon Drive、2023年末でサービス終了

米Amazonが、オンラインストレージサービス「Amazon Drive」の提供を2023年末で終了する、と顧客宛のメールで発表しました。

日本では2012年11月にサービス開始

日本では2012年11月に利用可能になったストレージサービスで、ユーザーは無料で5GBのストレージが、iOSデバイス、Android、Webブラウザから利用できます。

米Amazonが利用者に送信したメールによると、2023年1月末をもって新規アップロードの受付を終了し、2023年12月31日をもってファイルへのアクセス、ダウンロードができなくなります。

無制限サービスは1年で終了

なお、Amazon Driveは2016年11月に容量無制限プラン「Unlimitedストレージ」の提供を開始しましたが、2017年11月には提供を終了しています。

米メディア9to5Googleは、Amazon Driveのサービス終了について「利用者が少ないとはいえ、この時代にクラウドストレージのような基本的なものを廃止するのは、企業として前代未聞だ」と批判していますがただのバックアップ領域での勝負は負けると考えたのでしょう。

適正価格を逸脱しているのが原因か?

有料プランは月額250円(年額2490円)の100GBプランから年額41万4000円の30TBプランまでをラインナップしています。
実際にはAmazonプライムの500円は最低必要なので、月750円となります。